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楽譜作成ソフトウェアの
究極のテクニカル・​サポートと
新たな活用法の開拓をめざす

- 音楽テクノロジーの世界に触れて

社名のテック(Tech)は「Technical Support」と「Music Technology」の二つを表現しています。

私が学んだバークリー音楽大学は、今思えば音楽テクノロジーにも特に力を入れる教育機関だったのではと思います。私が入学した2005年当時には既に新入生全員にMacBookが支給され、「Music Technology」という授業で様々な音楽制作ソフトウェアの基礎を学べる環境が整っていました。作曲系の学生には、さらにDAWや音源、オーディオ・インターフェースなど制作ツールのバンドルが支給され、その中に含まれていたFinaleが、私にとって最初の本格的な楽譜作成ソフトウェアでした。

帰国後に同大学時代の友人でもある二人の作曲家のマネージャーとしてビデオゲーム音楽の仕事に携わった時には、楽曲は基本的にDAWによる完パケ音源で納品、オーケストラ収録曲は完パケのレベルで仕上げた参考音源に加えてレコーディング用のFinaleファイルの納品が求められ、短いプロジェクト期間内で作曲・アレンジからオーケストラ収録までを完遂するには、DAWと楽譜作成ソフトウェアが不可欠な制作ツールであることを痛感しました。

- Finaleのローカライズとテクニカル・サポートに携わって

Finaleが縁となり、のちに国内総販売元の株式会社エムアイセブンジャパンにて同製品の日本語版ローカライズ及びテクニカル・サポートの業務に携わる機会を得ました。その中で特に強く感じたことは、楽譜作成ソフトウェアの使用は時として創作にマイナスの影響を与える側面も持つということです。

例えば、何かの音楽的アイデアを楽譜作成ソフトウェア上で表現する方法が分からず、それを調べるのにエネルギーを浪費して、せっかくの創造性を削がれてしまうことがあります。また、​高い音楽力があってもパソコン操作に関する基礎力が不十分なために創作に支障をきたしてしまう事例も、数多く見て来ました。

 

楽譜作成ソフトウェアもパソコン上で使うITツールである以上、本当の使いこなしには​相応のIT知識が必要となります。しかし、ITを学ぶ時間があれば、もっと音楽そのものを学びたいと思っている方は多いはずです。

 

この問題を解決するためには、音楽を知りつつもIT面から創作を強力にサポートできる存在が必要です。楽譜作成ソフトウェアのテクニカル・サポートは、時としてそのプラットフォームとなるパソコン操作のサポートも含め総合的に提供する必要があるということも、Finaleのテクニカル・サポートを通じて得た教訓の一つでした。

- 楽譜作成ソフトウェアの新たな活用法を開拓する

バンド活動に力を入れていた頃、バンマスからは参考音源のみが送られて来ることが多々ありましたが、それを耳コピして自分専用のリードシートを作る過程で楽曲を分析しつつ理解を深め、楽譜が完成した頃にはイメージ・トレーニングも完了し、その後の練習もスムーズとなるということを多く体験しました。

作曲・アレンジの観点から見ると、例えば文章を仕上げる際にワープロを用いると、自分の考えを文字ブロック化し、そのブロックを移動しながら思考を整理できますが、楽譜作成ソフトウェアでも同様な編集作業により音楽的なアイデアを整理し、楽曲として仕上げることができます。これは単に綺麗な楽譜を描けるというだけではない楽譜作成ソフトウェア導入メリットの一つとして、実際に多くの作編曲家の方々から耳にしたことでもあります。

 

楽譜には元々、音楽を視覚化し、その分析や学習を助けるツールとしての機能もありますが、入力内容の編集を容易とする楽譜作成ソフトウェアの登場により、この「思考整理ツール」としての機能がさらに拡張されたのではと思います。この点に着目することで、今後の音楽制作や音楽教育の方法にさらなる多様性をもたらすことができるかも知れません。

弊社では、楽譜作成ソフトウェアのテクニカル・サポートを極めつつ、そこで得た知見を元に音楽テクノロジーのより広く深い可能性を追求することで、音楽創造文化や音楽教育の発展に寄与していくことを企業ミッションとしています。この取り組みが皆様の音楽活動の一助となることを願っています。

株式会社ミュージック・テック・ソリューションズ

代表取締役 小池太郎

会社概要
  • 社名:株式会社ミュージック・テック・ソリューションズ|英語表記:Music Tech Solutions, Inc.

  • 法人番号:1010001235279

  • 設立:2023年5月10日

  • 資本金:150万円

  • 本社所在地:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目11番12号 日本橋水野ビル7階 

  • 業種:音楽制作用ソフトウェアのテクニカル・サポート、レッスン、コンサルティング、日英翻訳

※弊社が利用するバーチャルオフィスの住所。業務は各スタッフの自宅からテレワークにて行なっています。

代表取締役プロフィール
  • 1997-2004年 筑波大学大学院修士課程環境科学研究科を修了後、コンサルタント会社に約7年間在籍

  • 2005-2006年 米国ボストンのBerklee College of MusicにてFilm Scoring(映画音楽作曲法)およびジャズベースを学ぶ

  • 2007-2009年 帰国後の3年間、NPO法人映像産業振興機構に在籍し、経済産業省が主導する「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」草創期の事務局メンバーとして活動。音楽の他、映画、アニメ、ゲーム業界等での知見を得る

  • 2010年 Berklee同期生の作曲家Laurent Ziliani、Thomas Parisch両氏がLAに設立した音楽制作チームに参加、日本での作曲・アレンジ・オーケストレーション業務をマネジメント

【主な実績】

  • 株式会社セガ「バイナリードメイン」:オーケストレーションおよび海外オーケストラ収録

  • 株式会社カプコン「バイオハザード6」:メインテーマ含む約50曲の作曲、オーケストレーションおよび海外オーケストラ収録

 

  • 2012年 国内のBerklee同期生と共に音楽学校1140MAを設立、ベース講師を務めつつ、ピアノ・トリオなどで演奏活動を展開

  • 2015-2023年3月 株式会社エムアイセブンジャパン(MI7)に在籍

【主な業務】

  • 楽譜作成ソフトウェアFinaleのローカライズ(v25、v26、v27)

  • Finaleのマーケティング業務およびサポート業務(導入コンサルティング、テクニカル・サポート)

 

  • 2023年5月 株式会社ミュージック・テック・ソリューションズを設立

​プライベートでは2児の父。高校時代から続けているギター、ベース、ピアノの演奏は実益を兼ねた趣味。

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