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楽譜作成ソフトウェアを歌わせる(1)Dorico+Synthesizer V
楽譜作成ソフトウェアでヴォーカル曲の楽譜をプレイバックした場合、従来は「Ah」といった歌詞のないメロディで表現されるのが普通であり、メロディに歌詞を乗せて歌ってくれる製品は、これまで長いことKAWAIのスコアメーカーがほぼ唯一の選択肢でした。 しかし最近は歌詞を歌わせることができる高性能なヴォーカル合成プラグインが普及し始め、これらを併用することで、あたかもシンガーを起用したかのような歌詞を歌うプレイバックがDoricoやSibelius、MuseScoreでも可能となっています。 ヴォーカル合成プラグインの代表的な製品としては、2003年発表のVOCALOIDがありましたが、実用的なワークフローとしては、楽譜作成ソフトウェアとの密接な連携が一般化することはありませんでした。 2018年にはAIベースの歌声合成技術を採用したSynthesizer Vが登場しましたが、これは楽譜作成ソフトウェアの中でもDAW的な機能が充実したDoricoとの相性が特に良く、Dorico+Synthesizer Vの組み合わせにより、「楽譜を歌わせる」ことの可能性が

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5月15日読了時間: 8分


楽譜作成から演奏現場まで:「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2026」のNewzik+Doricoブースで見えたこと
今年のゴールデンウィークは、東京国際フォーラムで毎年開催される世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」に行って来ました。 3日間のイベント期間中は、有料コンサート会場となる東京国際フォーラムを中心に、丸の内エリアの至る所で様々なコンサートが開催され、2025年度はエリア全体で268公演、来場者数は19.3万人!という、街ぐるみでの一大イベントです。 今回は、会場にて関係者にお会いしたり、出展社ブースにて見聞きしたことを踏まえつつ、電子楽譜リーダーの活用方法、「Doricoを買ったが使いこなせていない」といった以前からの課題にどのように対処すべきか、さらには音楽練習を支えるテクノロジーなどについて、いろいろと考えたことを書いてみたいと思います。 【目次】 1.黎明期の電子楽譜リーダー 2.新世代の電子楽譜リーダー、Newzikの強みは 3.DoricoとNewzikを連携させると何ができるか 4.音楽練習アプリケーションの発展 5.楽譜の作成、練習、演奏を支える音楽テクノロジー 3日目、5/5(火祝)の15:00ごろの東京国

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5月6日読了時間: 13分


FinaleからDoricoへの乗り換えをご検討の方へ:Steinberg認定トレーニングパートナーによる、FinaleユーザーのためのDorico集中講座(Zoomオンライン、Pro/Elements対応)第10期・2026年5月開講コース
楽譜作成ソフト専門のサポーター集団が提供する実務対応型カリキュラム、第10期・2026年5月開講コース募集開始。 Finaleを使い続けてきた方へ。 Doricoへの乗り換えに不安はありませんか? この不安を払拭するため、弊社ではFinale日本語版サポートが完全終了となった直後の2025年10月に、Dorico国内販売元である株式会社ヤマハミュージックジャパン様との共催により「FinaleからDoricoへの完全乗り換え」と題するセミナーを開催しました。 【開催報告】Steinberg Seminar「FinaleからDoricoへの完全乗り換え:その実際を、両製品の専門家が詳細解説」 なぜ、多くのFinaleユーザーがDoricoへの移行でつまずくのでしょうか。 これまで私たちが聞いてきた声は、以下のようなものです。 ・思ったより操作体系が違い、戸惑う ・Finaleと同じ感覚で触ってしまう ・MusicXML移行でレイアウトが崩れ、修復できない ・日々の仕事が忙しく、腰を据えて学べない Doricoは「Finaleのノウハウで何とか操れる後

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4月20日読了時間: 11分


楽譜作成ソフトウェアでスクロール挙動がスムーズでなくなる問題
先日、とあるFinaleユーザーの方と話をしている中で、Macのデスクトップとノートブックの両方においてFinaleでのスクロールの挙動がスムーズでなくなる問題があるというご相談を頂きました。 これはFinaleでの問題としては稀ではありましたが、Finaleが開発・販売されていた当時においても、有効な解決策がありませんでした。 私が思い出せる限りでは、2023年頃にmacOS13上のFinale 27にてこの症例が確認されたものの、未解決で終わってしまったと記憶しています。 元々、Finaleは描画機能に問題を抱えていた面があり、特にWindows版のFinaleは高解像度モニター上での使用で様々な問題がユーザーより報告されていました。 以前にFinale開発元のMakeMusic社に問い合わせた限りでは、例えば以下のようにソフトウェア上で描画に負担が掛からないであろう設定にすることで、これらの症状は改善できる可能性があるようです。 「環境設定>パレットと背景」にて楽譜の背景を初期設定の「グラフィック・ファイル」から「単色」に変える フルスクリ

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3月2日読了時間: 3分


Dorico:フィルム・スコアリング用テンプレートによくある「大きな小節番号専用の譜表」の作り方
Finale国内販売代理店に勤務していた頃、その昔バークリー音楽大学在籍時に学んだフィルム・スコアリング用のFinaleテンプレートを現行バージョンのFinaleで再現する方法を解説した記事を執筆したことがありました。 Finaleの国内販売代理店契約が終了したため、残念ながらこの記事は今は読むことができませんが、それは指揮者から見て視認性の高い大きな小節番号専用の譜表を、同じく大きな拍子記号と共に用いることを特徴としていました。 この大きな小節番号専用の譜表とは、簡単に言うと、外側(上下)2本の譜表線だけを表示させた譜表の中央にフォントサイズを大きくした小節番号を配置するというものでした。 これらをDoricoで再現しようとした場合、大きい拍子記号についてはDoricoにはFinaleよりも遥かにフレキシブルで使い易い機能が搭載されており、その再現は簡単です。 しかし、この大きな小節番号専用の譜表については、DoricoにはFinaleのような譜表線を自由に引く機能がないため、私はこれまで長い間、その再現は不可能と思い込んでいました。...

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2月11日読了時間: 6分


演奏用の電子楽譜を管理し閲覧するためのアプリ、Newzik
楽譜の用途を考えると、楽譜作成ソフトウェアと電子楽譜リーダー・アプリケーション(以下、電子楽譜リーダー)は、楽譜使用の入口と出口の両極端に位置するツールと言えます。 これまでは楽譜作成ソフトウェアに関する記事を数多く書いて来ましたが、今回は電子楽譜リーダーについて書いてみようと思います。 一昔前は、iPadに電子楽譜リーダーをインストールして使用するというのは演奏現場で楽譜を見る方法としては一応アリだけど、演奏中にフリーズしたり強制終了したりする不安を考えると演奏現場は紙の楽譜が確実、という人が多数派だった気がします。 しかし今はいつの間にか、「iPad+電子楽譜リーダー」というセットは、プロの演奏現場でも当たり前になっているようです。 今回はそうした電子楽譜リーダーの中から、 電子楽譜リーダーとしては珍しくMusicXMLを扱うことが可能で 、楽譜作成ソフトウェアとの親和性が特に高いと考えられる、 Newzik という製品に注目してみます。 他製品との比較からみたNewzikの仕様 2014年にフランス・パリで創業したNewzik社により開発・

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2025年12月19日読了時間: 7分


Doricoにおける各種フォントの扱い
一般に楽譜は、音部記号や臨時記号といったグリフ、タイトルや作曲者名などに用いるテキストなど、多くの記譜要素から成り立っています。 プロ仕様の楽譜作成ソフトウェアでは、それぞれの記譜要素は多様なフォントから選択することができます。 Finaleの場合、音楽フォントは「書類メニュー>記譜用フォントの指定」から設定し、その他のフォントの多くは「ファイル別オプション>フォント」で設定可能で、個別のテキストについては多くの場合、ダブルクリックすれば編集画面を経てフォント設定画面に行き着くことができました。 Doricoの場合、音楽フォントは「ライブラリーメニュー>音楽フォント」から設定します。その他のフォントはFinaleのようにダブルクリックで個別設定が可能なものもありますが、基本的にはライブラリーメニュー内の、「フォントスタイル」「パラグラフスタイル」「文字スタイル」という三つのダイアログで設定することになります。 今回の記事では、Doricoにおけるこれらのダイアログの違いや使い分けについて整理してみたいと思います。 【目次】 1. 音楽フォント 2

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2025年11月4日読了時間: 8分


【開催報告】Steinberg Seminar「FinaleからDoricoへの完全乗り換え:その実際を、両製品の専門家が詳細解説」
Finale日本語版のサポート全面終了を受け、弊社ではDorico国内販売元である株式会社ヤマハミュージックジャパン様との共催で、Steinberg Seminar「FinaleからDoricoへの完全乗り換え:その実際を、両製品の専門家が詳細解説」と題するセミナーを、2025年10月5日(日)にヤマハ銀座店にて開催いたしました。 本記事では、そのアーカイブ動画ダイジェスト版と、セミナー内でご紹介した関連情報のリンクをまとめておきます。 当日にご来場頂けなかった方々におかれましては、これらがFinaleの保存やDoricoへのスムーズな乗り換えのためのご参考となれば幸いです。 1.2025/10/5セミナーのアーカイブ動画ダイジェスト版 これは弊社が開催するDorico集中講座で毎回の終了後にご提供している復習用動画(視聴期限なし)と同じ仕様で、項目を目次検索できるようになっています。※ ※復習用動画使い方の詳細は、弊社FAQページ内の右端のタブ【集中講座を受講する】をご覧下さい。 2.セミナー内でご紹介した関連情報のリンク集...

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2025年10月10日読了時間: 3分


Steinberg Seminar「FinaleからDoricoへの完全乗り換え:その実際を、両製品の専門家が詳細解説」(無料、定員50名)
Finale日本語版のサポート全面終了 を受け、弊社ではDorico国内販売元である株式会社ヤマハミュージックジャパン様との共催で、標記のセミナーを10/5(日)の15:00よりヤマハ銀座店にて開催いたします。(無料、定員50名) ▼Steinberg セミナーシリーズ(株式会社ヤマハミュージックジャパン様ウェブサイト) https://japan.steinberg.net/jp/news_events/events/steinberg_seminar.html ご参加希望の方は、 トップページ の下にあるお問い合わせフォームの最下段「お問い合わせの詳細」欄に、以下の情報をご記入の上、ご送信下さい。 お名前: Dorico使用歴(全くなし、1ヶ月未満、半年未満、1年以上 から選択): セミナーで知りたい内容(自由記述): ーーー 【ご来場特典】 10/5当日にご来場頂いた方に限定で、 以下3点の特典 を差し上げます。(後日にメールでご案内いたします。) ・特典1:『Dorico便利帳』 当社が開催する Dorico集中講座...

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2025年8月27日読了時間: 2分


Guitar ProやDoricoの機能を応用し、ギターのタッピング・ハーモニクスを究める
前回記事 では、DoricoやGuitar Proにはハーモニクス・ノードの位置を小数点を伴う正確な数値で表示する機能があること、ノードは2倍音だけでなく、3倍音や4倍音、あるいはそれ以上も表現できることについて触れました。...

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2025年8月20日読了時間: 4分


Doricoで表現するギターのハーモニクス奏法
2024年3月に「 楽譜作成ソフトウェアにおけるギターのハーモニクス奏法の表現比較 」という記事を書きましたが、この時はFinaleが中心でDoricoのことはあまり書いていませんでしたので、今回はDorico Pro 6を中心に取り上げ、その機能をもう少し深掘りしてご紹介...

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2025年8月6日読了時間: 5分


既存の和音からコード記号を生成する機能:Dorico vs. Sibelius
前回記事「 Doricoでコード記号から伴奏トラックを自動作成する方法 」の逆で、今回は既に入力された和音からコード記号を生成する機能に注目し、これについてDoricoとSibeliusで生成結果を比較してみます。 【目次】 1. コード記号を生成する機能...

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2025年7月23日読了時間: 6分


Doricoでコード記号から伴奏トラックを自動作成する方法
Dorico Proには、コード記号から伴奏トラックを自動作成する「コード記号から音符を生成」という機能が、2022年11月発売のv4.3以降から搭載されています。 他製品をみると、Finale 2014以前には「Band-in-a-box...

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2025年7月10日読了時間: 3分


SibeliusでFinale v27日本語版コードサフィックス・ライブラリを再現する
前回記事 では、Dorico Proがバージョン6になってようやくFinaleと同様にユーザー好みのコード記号ライブラリを無理のない作業量で作成できるようになったという話をしました。 乗り換え先にDoricoではなくSibeliusを選んだ方にとっては、ではSibelius...

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2025年6月23日読了時間: 7分


Dorico Pro 6で可能になった、Finale並みのコード記号のカスタマイズ(後編)
主にDorico Pro 5以前のコード記号編集機能についてご紹介した 前回記事 の続きとして、今回の記事では、Dorico Pro 6にて新たに搭載された「コード記号のカーニングペアを編集」ダイアログと、大きく改善された「プロジェクトにおけるコード記号のデフォルトの外観」...

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2025年6月4日読了時間: 14分


Dorico Pro 6で可能となった、Finale並みのコード記号のカスタマイズ(前編)
日本では2025年5月1日に発売となったDorico Pro 6では、多くの アップデート が加えられました。 コード記号関連では、隣接する2つの文字/記号間のカーニング(文字間の距離)を体系的に調整できるようになったことと、あるコード記号における文字/記号バランス等の編集...

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2025年5月28日読了時間: 11分


Sibeliusに付属のPhotoScore Firstによるスキャン入力
Sibeliusには、楽譜スキャニング・ソフトウェアであるNeuratron PhotoScore & NotateMe Ultimateの機能簡略版であるPhotoScore & NotateMe First(以下、PhotoScore First)が搭載されています。 ...

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2025年5月21日読了時間: 7分


Swingなどの音楽記号を簡単に入力できる音楽テキストフォント:MusGlyphsとMetrico
例えば、Swingフィールを示す以下のような音楽記号を楽譜上に入力する場合を考えてみます。 Finaleでは、発想記号の選択ダイアログボックスからプリセットの記号を選択することで、これは簡単に入力できました。 Sibeliusでも、「テキストタブ>スタイル>メトリックモジュ...

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2025年5月15日読了時間: 3分


Sibeliusの使い方を学びたい方、Finaleからの乗り換えをご検討の方へ:Sibelius集中講座(Zoomオンライン)
【2025/8/22更新】 2期目となるSibelius集中講座2025年9月開講コース(Zoomオンライン)を、以下の日程で開催いたします。(開催時間は19:30-21:30です。) 〈講座のスケジュールと概要〉 基礎 I :(9/10...

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2025年5月9日読了時間: 6分


手元のFinaleをなるべく長持ちさせるために:Finale日本語版サポートの完全終了を受けて
【2026/2/12更新】Finale日本語版またはPrintMusic日本語版をお持ちの場合、Dorico Proクロスグレード版をご購入いただけます。また、Doricoクロスグレード版を購入された方は、ユーザーご自身でMakeMusic社にDorico Proクロスグレード版の購入証明書を提出されますと、MakeMusic社よりFinale 27英語版の無償提供を受けることができます。詳細は以下のページをご覧ください。 ▼FinaleおよびPrintMusic日本語版サポート終了に関するご案内(株式会社ジェネレックジャパン様) https://www.mi7.co.jp/products/finale/index.php ーーーーー 2024年8月末に開発元の MakeMusic社 より開発および販売の終了が告知されたFinaleですが、英語版については、ライセンス認証は当面継続するものの、2025年8月25日をもってテクニカル・サポートが終了となることが、既に昨年8月末の時点で「 Finale Sunset FAQ 」にてアナウンスされてい

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2025年4月28日読了時間: 14分
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