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Sibeliusの使い方を学びたい方、Finaleからの乗り換えをご検討の方へ:Sibelius集中講座(Zoomオンライン)

更新日:3 日前


弊社では2025年8月25日とされるFinale日本語版のサポート終了決定を受け、Finaleから他製品への乗り換えを検討されている方を対象に、それを支援するためのZoomによるオンライン講座を開講しています。


こちらはSibeliusへの乗り換えを検討されている方に向けた講座です。


Sibeliusはその1993年の登場以来、長年にわたり楽譜作成ソフトウェアの世界市場をFinaleと共に二分して来た製品で、優れた操作性によりプロ仕様の楽譜をFinaleより簡単に作成できることなどから、特に作曲・アレンジの業界で高い評価を得て来ました。


本講座では、弊社が長年に亘るFinaleテクニカル・サポートの経験から得た、Finaleユーザーの製品使用に関する知見に基づき、FinaleからSibeliusに乗り換えるための効率的な方法をご紹介します。


各講義後には、当日の講義内容を収録し、再度確認したい項目の検索を容易にする目次付きの復習用動画をご提供いたします。これらは無期限で視聴できますので、講座修了後も各自の理解度に合わせた無理のないペースで復習し、忙しい中でも確実にスキルアップができます。


〈講座のスケジュールと概要〉
  • 基礎 I:(6/18):新規作成とMusicXMLでの移行

  • 基礎 II:(7/2):基本操作とリードシートづくり

  • 基礎 III:(7/16):実践的なピアノ譜づくり

  • 応用 I:(7/30):ソロ譜〜小規模アンサンブルの楽譜制作

  • 応用 II:(8/20):中〜大規模アンサンブルの楽譜制作

  • 応用 III:(9/3):タブ譜、音楽教材、プレイバック、スキャン入力


(※開催時間は、いずれも水曜日の19:30-21:30です。)


各講座は以下のリンクよりお申し込みが可能となっており、必要な講義だけを受講する単科受講も可能です。


▼Sibelius集中講座:オンライン予約


各講座の詳細は以下の通りです。


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基礎 I


【内容】

  • Sibeliusを起動した直後から楽譜作成の作業に着手するまでの流れ

  • Sibeliusでの簡単なメロディ譜の新規作成

  • MusicXMLでの移行


【狙い】

  • Sibeliusの「クイックスタート」を用いて、任意の楽器編成での楽譜をセットアップできるようになる。

  • Sibeliusで簡単なテンプレートを自作できるようになる。

  • Sibeliusで簡単なメロディ譜を新規作成できるようになる。


【詳細】

まずはSibeliusを起動した直後から音符入力開始までの流れを、主にFinaleのセットアップ・ウィザードに相当する「クイックスタート」の使い方を整理しながらご紹介します。


次に、簡単なメロディ譜の作成を通じて、音符入力の最も基本的な流れと、自分好みの楽譜レイアウトの設定方法をご紹介します。


さらに、Finaleユーザーとして最も気になるであろうテーマの一つである「今まで作成したFinaleファイルをどのようにSibeliusに移行させるか」にも取り組みます。



基礎 II


【内容】

  • Sibeliusのユーザー・インターフェースの概要

  • 基本的なメロディ譜やリードシートの作成(調号/拍子/音部記号等の設定、音符入力、歌詞入力、コード記号の入力)

  • 効率的な音符入力の方法

  • 各種記号の種類とその入力


【狙い】

Sibeliusの基本的な設定メニューがどこにあるかを理解し、調号/拍子/音部記号等を設定した上で、基本的なメロディ譜やリードシートを新規作成できるようになる。


【詳細】

基礎 IIでは基本的なメロディ譜やリードシートの作成を通じて、Sibeliusでの新規ファイル作成の方法をFinaleと比較しつつ、調号や拍子など楽譜の初期セットアップから、音符入力、歌詞やコード記号の入力までを解説します。


併せて、Finaleの「高速ステップ入力(MIDIキーボード不使用)」と同じ操作での音符入力を可能とする設定方法をご紹介します。



基礎 III


【内容】

  • フォントの設定

  • ピアノ譜の作成

  • ページ・レイアウト

  • 書き出し、プリントアウト


【狙い】

発想記号やアーティキュレーションなどの記号も駆使し、レイアウトも整った実践的なピアノ譜を作れるようになる。


【詳細】

基礎 IIまでの内容で、Sibeliusにて基本的なメロディ譜やリードシートが書けるようになります。


これに加えて基礎 IIIではクラシックのピアノソロ曲を事例に、発想記号やアーティキュレーションなども駆使し、さらにレイアウト的にも読み易い実践的な楽譜作りについて解説します。



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応用 I


【内容】

ソロ譜〜小規模アンサンブルの楽譜制作

  • 複雑なピアノ譜

  • 合唱譜

  • バンドスコアとドラム譜


【狙い】

Sibeliusのさまざまな機能を駆使し、複雑なピアノ譜、合唱譜、バンドスコアなど小規模アンサンブルの楽譜制作ができるようになる。


【詳細】

基礎編の修了レベルでは、音符や記号の入力や、レイアウト関係の操作はマスターしています。

応用 Iでは、Sibeliusのさまざまな機能を駆使し、複雑なピアノ譜、合唱譜、バンドスコアなどの小規模アンサンブルの楽譜制作ができるようになることを目指します。ドラム譜についても、ここで扱います。


応用 II


【内容】

中〜大規模アンサンブルの楽譜制作

  • 室内楽譜(デュオ、トリオ、カルテット)

  • 吹奏楽譜

  • オーケストラ譜


【狙い】

Sibeliusのさまざまな機能を駆使し、室内楽、吹奏楽、オーケストラなど、パート譜を要する中〜大規模編成の楽譜とそのパート譜を作れるようになる。


【詳細】

応用 IIでは、室内楽、吹奏楽、オーケストラといった複数パートからなる楽曲の楽譜制作のポイントを学びます。パート譜作りについても、ここで本格的に取り上げます。



応用 III


【内容】

  • 特殊楽譜の制作:タブ譜(ギター、ベース)、音楽教材

  • プレイバック設定と外部音源の使用方法

  • スキャン入力機能「PhotoScore Lite」 


【狙い】

タブ譜や、音楽教材など特殊表記を伴う楽譜を作れるようになる。Sibeliusに搭載されたプレイバック関連機能の仕組みや設定を理解した上で、NotePerformerなど外部音源も設定できるようになる。スキャン入力ができるようになる。


【詳細】

応用 IIIでは、応用 IIの続きとして、ギター&ベース用のタブ譜やドラム譜といった特殊楽譜や、演奏用の楽譜とは異なるコンセプトや表現を求められる音楽教材制作などに使用する特殊表記の方法について取り上げます。


また、応用 IIIではSibeliusのプレイバック機能についても概観します。最近はサンプル音源の品質向上により、プロの制作現場でも参考音源(モックアップ)はDAWで作り直すのでなく楽譜作成ソフトウェアのプレイバック音源が使われるケースが増えるなど、プレイバックに対するニーズは拡大しつつあります。


このことを背景に、NotePerformerを始めとした外部音源の活用方法も含め、プレイバック設定の基礎知識から、音色設定、ミキサーの使用方法など、プレイバックを制御しブラッシュ・アップするための上級テクニックまでをカバーします。


併せて、FinaleやDoricoにはないSibeliusに特有のスキャンによる入力方法について概観します。



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以下にお申し込みリンクを再掲いたします。


▼Sibelius集中講座:オンライン予約


Sibeliusには製品版同様の機能を無償で試すことができる体験版があります。


Sibeliusの無償体験版ダウンロード(開発元のAvid社サイトに接続します)


なお、Sibeliusは2025/8/27までセールが行われており、永続版で最安値の「Sibelius Ultimate 永続版 -Finale乗り換え(サポート無し)」は22,990円でご購入頂けます。詳細は以下のページをご覧ください。


▼【Avid】 Sibelius 乗換版セール開催! - Finaleからのクロスグレード 延長決定!


【お知らせ】

Finaleからの乗り換えを支援するDorico集中講座(2025年6月開講コース)の受講お申し込み受付中。詳細はこちらのページをご覧下さい。

Finaleからの乗り換えを支援するSibelius集中講座(2025年6月開講コース)の受講お申し込み受付中。詳細はこちらのページをご覧下さい。

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