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楽譜作成ソフトウェアでスクロール挙動がスムーズでなくなる問題
先日、とあるFinaleユーザーの方と話をしている中で、Macのデスクトップとノートブックの両方においてFinaleでのスクロールの挙動がスムーズでなくなる問題があるというご相談を頂きました。 これはFinaleでの問題としては稀ではありましたが、Finaleが開発・販売されていた当時においても、有効な解決策がありませんでした。 私が思い出せる限りでは、2023年頃にmacOS13上のFinale 27にてこの症例が確認されたものの、未解決で終わってしまったと記憶しています。 元々、Finaleは描画機能に問題を抱えていた面があり、特にWindows版のFinaleは高解像度モニター上での使用で様々な問題がユーザーより報告されていました。 以前にFinale開発元のMakeMusic社に問い合わせた限りでは、例えば以下のようにソフトウェア上で描画に負担が掛からないであろう設定にすることで、これらの問題は改善できる可能性があるようです。 「環境設定>パレットと背景」にて楽譜の背景を初期設定の「グラフィック・ファイル」から「単色」に変える フルスクリ

tarokoike
3 日前読了時間: 3分


Dorico:フィルム・スコアリング用テンプレートによくある「大きな小節番号専用の譜表」の作り方
Finale国内販売代理店に勤務していた頃、その昔バークリー音楽大学在籍時に学んだフィルム・スコアリング用のFinaleテンプレートを現行バージョンのFinaleで再現する方法を解説した記事を執筆したことがありました。 Finaleの国内販売代理店契約が終了したため、残念ながらこの記事は今は読むことができませんが、それは指揮者から見て視認性の高い大きな小節番号専用の譜表を、同じく大きな拍子記号と共に用いることを特徴としていました。 この大きな小節番号専用の譜表とは、簡単に言うと、外側(上下)2本の譜表線だけを表示させた譜表の中央にフォントサイズを大きくした小節番号を配置するというものでした。 これらをDoricoで再現しようとした場合、大きい拍子記号についてはDoricoにはFinaleよりも遥かにフレキシブルで使い易い機能が搭載されており、その再現は簡単です。 しかし、この大きな小節番号専用の譜表については、DoricoにはFinaleのような譜表線を自由に引く機能がないため、私はこれまで長い間、その再現は不可能と思い込んでいました。...

tarokoike
2月11日読了時間: 6分


【開催報告】Steinberg Seminar「FinaleからDoricoへの完全乗り換え:その実際を、両製品の専門家が詳細解説」
Finale日本語版のサポート全面終了を受け、弊社ではDorico国内販売元である株式会社ヤマハミュージックジャパン様との共催で、Steinberg Seminar 「 FinaleからDoricoへの完全乗り換え:その実際を、両製品の専門家が詳細解説 」と題する セミナーを、2025年10月5日(日)にヤマハ銀座店にて開催いたしました。 本記事では、そのアーカイブ動画ダイジェスト版と、セミナー内でご紹介した関連情報のリンクをまとめておきます。 当日にご来場頂けなかった方々におかれましては、これらがFinaleの保存やDoricoへのスムーズな乗り換えのためのご参考となれば幸いです。 1.2025/10/5セミナーのアーカイブ動画ダイジェスト版 これは弊社が開催するDorico集中講座 ※ で毎回の終了後にご提供している復習用動画(視聴期限なし)と同じ仕様で、項目を目次検索できるようになっています。使い方の詳細は 弊社FAQページ 内の【集中講座を受講する】という項目をご覧下さい。 ※Dorico集中講座はFinaleユーザー様を対象に20

tarokoike
2025年10月10日読了時間: 3分


Steinberg Seminar「FinaleからDoricoへの完全乗り換え:その実際を、両製品の専門家が詳細解説」(無料、定員50名)
Finale日本語版のサポート全面終了 を受け、弊社ではDorico国内販売元である株式会社ヤマハミュージックジャパン様との共催で、標記のセミナーを10/5(日)の15:00よりヤマハ銀座店にて開催いたします。(無料、定員50名) ▼Steinberg...

tarokoike
2025年8月27日読了時間: 2分


Doricoでコード記号から伴奏トラックを自動作成する方法
Dorico Proには、コード記号から伴奏トラックを自動作成する「コード記号から音符を生成」という機能が、2022年11月発売のv4.3以降から搭載されています。 他製品をみると、Finale 2014以前には「Band-in-a-box...

tarokoike
2025年7月10日読了時間: 3分


Swingなどの音楽記号を簡単に入力できる音楽テキストフォント:MusGlyphsとMetrico
例えば、Swingフィールを示す以下のような音楽記号を楽譜上に入力する場合を考えてみます。 Finaleでは、発想記号の選択ダイアログボックスからプリセットの記号を選択することで、これは簡単に入力できました。 Sibeliusでも、「テキストタブ>スタイル>メトリックモジュ...

tarokoike
2025年5月15日読了時間: 3分


手元のFinaleをなるべく長持ちさせるために:Finale日本語版サポートの完全終了を受けて
【2026/2/12更新】Finale日本語版またはPrintMusic日本語版をお持ちの場合、Dorico Proクロスグレード版をご購入いただけます。また、Doricoクロスグレード版を購入された方は、ユーザーご自身でMakeMusic社にDorico Proクロスグレード版の購入証明書を提出されますと、MakeMusic社よりFinale 27英語版の無償提供を受けることができます。詳細は以下のページをご覧ください。 ▼FinaleおよびPrintMusic日本語版サポート終了に関するご案内(株式会社ジェネレックジャパン様) https://www.mi7.co.jp/products/finale/index.php ーーーーー 2024年8月末に開発元の MakeMusic社 より開発および販売の終了が告知されたFinaleですが、英語版については、ライセンス認証は当面継続するものの、2025年8月25日をもってテクニカル・サポートが終了となることが、既に昨年8月末の時点で「 Finale Sunset FAQ 」にてアナウンスされてい

tarokoike
2025年4月28日読了時間: 13分


FinaleからDoricoにMusicXMLでファイルを移行させた際のページレイアウト崩れの修正方法
2024年夏のFinale日没問題の発生時点から話題として取り上げて来た、FinaleからDoricoへのMusicXMLファイルのインポート時のレイアウト崩れの件ですが、このたびその修正作業の一連の手順を整理し、6分間ほどの動画にまとめてみました。 ※...

tarokoike
2025年4月25日読了時間: 4分


通常操作では非表示にできない記号を非表示にする方法:段末の親切音部記号を事例に
楽譜作成ソフトウェアを使っていると、たまに特定の記号を非表示にしたいと思う場合があると思います。 例えば段末の、音部記号や調号、拍子記号などの親切記号がそれにあたります。これは通常は次の段頭に新しい記号が書かれるので、必須という訳ではありません。音符や休符が混雑している楽譜...

tarokoike
2025年4月7日読了時間: 4分


Sibelius上でFinaleの高速ステップ入力を実現する方法
【2025/5/9更新】 6/18(水)より、Sibelius集中講座の開講が決定しました。隔週水曜日の19:30-21:30で全6回、Zoomオンラインでご提供、単科受講も可能です。Finaleからの乗り換えを検討されている方は、ぜひ受講をご検討ください。( 詳細はこちら...

tarokoike
2025年2月25日読了時間: 4分


PrintMusicユーザーは、Dorico ProとElementsのどちらを選ぶべきか:その仕様の違いから
ちょうど1年ほど前の2024年1月に「 PrintMusicユーザーは他社製品への乗り替え時か 」という記事を書きましたが、その後、2024年8月末の Finaleの開発および販売終了 のアナウンスにより、PrintMusicの乗り換え先を巡っての状況は大きく変わりました。...

tarokoike
2025年2月4日読了時間: 10分


「Finaleでは不可能なこと」のうち、Doricoでは可能なこと
以前、「 Finaleでは不可能なことと、その代替策:最近お問い合わせ頂いたケースから 」という記事を書きました。今回はその続編で、当時取り上げたことはDoricoでは可能かどうかを調べた結果をお知らせしようと思います。...

tarokoike
2025年1月22日読了時間: 5分


複数のFinaleファイルをPDFに一括変換する方法
FinaleではMusicXMLファイルの一括変換という機能はあるけど、同じことはPDFではできないのか?というお問い合わせをいくつか頂いています。 設定がやや面倒、かつ動作も若干不安定ですが、これはFinaleScriptを使用することにより可能です。今回の記事では実際の...

tarokoike
2024年12月23日読了時間: 7分


Doricoの楽譜凝縮機能:リデュースとエクスプロード、コンデンシング
Doricoにはリデュースとエクスプロードという、複数の譜表を一つにまとめたり、逆に一つにまとめられた譜表を複数の譜表に分割する機能があります。また、譜表をまとめるという点においてはリデュースと似た、コンデンシングという複数のプレーヤーの楽譜を通常より少ない譜表に自動的に切...

tarokoike
2024年12月2日読了時間: 4分


Doricoにおけるアーティキュレーションの取り扱い(マルカート・スタッカートやテヌート・アクセント等の入力)
最近、複数の元Finaleユーザーの方々より、Doricoのアーティキュレーション・パレットにある記号数がFinaleより少ない件について幾つかのご質問を頂きました。 具体的には、例えばDoricoではマルカート・スタッカートやテヌート・アクセントをどのように入力すれば良い...

tarokoike
2024年11月19日読了時間: 4分


高度な編集に向けたDoricoの機能:Finaleの道具箱ツール&プラグインとの比較
Finaleでは、音符や連桁など記譜要素の形状や位置を個別に編集する機能が極めて充実しており、これらは基本的に道具箱ツール内の各種専用ツールやプラグインとして利用可能でした。 今回の記事では、Finaleにあったこれらの道具箱ツールやプラグインの機能を中心に、高度な編集に向...

tarokoike
2024年11月8日読了時間: 9分


国内出版譜向けの音楽フォントChaconne EXと、現在流通する主なSMuFLフォントの比較
以前の記事 で、Finaleと共に国内出版譜で使用されてきたKousakuやChaconneといった音楽フォントがDoricoでは使用できないという問題について触れましたが、Chaconneについては、FinaleユーザーがDoricoに乗り換え始めたちょうど良いこのタイミ...

tarokoike
2024年10月31日読了時間: 6分


Dorico上でFinaleの高速ステップ入力を実現する方法
10月8日に公開されたDorico 5.1.60では、MusicXMLインポート時のレイアウト崩れの修正作業を助ける機能と共に、Dorico上でFinaleの高速ステップ入力(MIDIキーボード不使用)を実現する機能が追加されました。 前者につきましては別記事「...

tarokoike
2024年10月15日読了時間: 5分


Dorico 5.1.60は、MusicXMLインポート時のレイアウト崩れを改善するか
2024年10月8日に、Doricoの無料アップデートであるv5.1.60が公開されました。このアップデートには、FinaleからDoricoに乗り換えたユーザーにとって重要な二つの機能が追加されています。 一つはMusicXMLインポート時のレイアウト崩れの修正作業を助け...

tarokoike
2024年10月10日読了時間: 5分


FinaleからDoricoへの乗り換え:移行時の問題点および対応(4)記譜用フォントの変化
今回の記事では、楽譜の見た目を大きく左右する記譜用フォント(Music Font)に関する移行時の問題を取り上げてみます。 ーーーーー 【2024/12/23更新】 この記事には 関連記事 があります。宜しければ以下をご覧下さい。 ▼...

tarokoike
2024年10月3日読了時間: 7分
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